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甲種の物理化学と全類比較|計算を条件から整理する学習ガイド

甲種の学習を、単位・反応式・平衡・全6類の比較で整理。段階別の計算例、間違いの直し方、直前チェック付き。

甲種 / 無料学習ガイド

式を選ぶ前に、条件を整理しよう。

甲種は法令15問・物理化学10問・性質消火20問の45問、150分です。このページでは計算の入口と、全6類を横断する見方を整理します。試験範囲すべてをこの1ページで網羅するものではありません。

計算例から始める →

計算の手順を固定する

  1. 条件:温度一定・体積一定・完全反応などを読む。
  2. 単位:mLをL、kgをgなど、使う式に合わせる。
  3. 関係式:物質量・熱収支・状態式のどれを使うか決める。
  4. 検算:増減の向きと単位、桁が妥当か確かめる。

段階別の計算例

STEP 1:物質量とモル濃度

モル質量40 g/molの溶質を4 g含む溶液が250 mLあるとき。

① molへ:4÷40=0.10 mol
② Lへ:250 mL=0.250 L
③ 割る:0.10÷0.250=0.40 mol/L

4÷250ではg/mLになります。答えの数字が出ても、単位が合うか確認します。

STEP 2:熱量を質量・比熱・温度差に分ける

質量500 g、比熱0.8 J/(g・K)の物体を20 K昇温する。相変化や熱損失は無視。

Q=mcΔT=500×0.8×20=8,000 J=8 kJ。温度差はKでも℃でも数値は同じですが、気体の状態式では絶対温度Kを使います。

STEP 3:状態式で物質量を出してから質量へ

理想気体が100 kPa・300 Kで49.8 L。R=8.3 kPa・L/(mol・K)、モル質量32 g/mol。

n=PV/(RT)=100×49.8÷(8.3×300)=2 mol。
m=nM=2×32=64 g。

体積のLと気体定数のLを合わせます。Pa・m³を使うときは一式で単位をそろえます。

STEP 4:余る物質を反応係数から判断する

2H₂+O₂→2H₂O。H₂が3 mol、O₂が2 molある場合。

H₂ 3 molが使うO₂は1.5 mol。水素が先に尽き、酸素は2−1.5=0.5 mol余ります。

初期量の大小ではなく、各物質量を反応係数で割って比較します。これは紙上の計算例です。

取り違えやすい3組

「速さ」「平衡」「量」を分ける
考えること整理の軸誤答の直し方
反応速度濃度の倍率に反応次数を適用する係数から必ず次数が決まると考えない
化学平衡温度・圧縮・濃度変化で方向を判断触媒は平衡定数を変えるものではない
反応熱反応量とエンタルピーの符号を分ける系の変化量と放出熱量の大きさを区別する

全6類を一枚の表で整理

性質・消火の比較の入口
類性質確認する着眼点
第1類酸化性固体可燃物との混触、物品ごとの水への反応の例外
第2類可燃性固体硫黄・赤りん・金属粉の違い
第3類自然発火性物質及び禁水性物質空気と水への反応を別々に確認
第4類引火性液体引火点・蒸気・水溶性・分類
第5類自己反応性物質外部酸素に依存しない反応、熱や刺激
第6類酸化性液体可燃物との混触、酸化性と腐食性

類の特徴だけで個別物品の消火方法を一律に決めません。代表的な性質と例外をセットで確認します。

答えを隠して確認

この確認は学習記録には加算されません。

触媒と温度変化では、平衡定数への影響は同じ?

違います。触媒は同じ温度の平衡定数を変えません。温度変化は平衡定数に影響します。

反応式の係数と気体の体積比が対応する条件は?

理想気体として、同温・同圧で比較することです。違う条件の体積をそのまま係数比に置き換えません。

第1類と第6類の共通点と違いは?

酸化性が共通点です。第1類は酸化性固体、第6類は酸化性液体。物品ごとの性質をさらに確認します。

模試の後は、間違いを分類する

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出典

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指定数量の計算ツール / 引火点と発火点の違い

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