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乙3の覚え方|空気・水との反応を物品別に比較

黄りんの水封と禁水性の違い、ナトリウム・炭化物・りん化物の発生ガスを図表で整理。乙3と甲種の無料学習ガイド。

乙3・甲種 / 無料の比較教材

「空気を避ける」と「水を避ける」を分けよう。

第3類は自然発火性物質及び禁水性物質です。すべてが同じ保存・消火方法になるわけではありません。特に黄りんの水封を、ナトリウムや炭化カルシウムに当てはめないことが重要です。

比較したら3問で確認 →

1. 何との接触を避ける?

空気との接触

自然発火性を考える。火花がなくても安全とは限らない。

黄りんの例:水で覆う → 空気を遮る。水が蒸発して露出すると発火の危険。

水・湿気との接触

禁水性を考える。水が冷やす作用だけに注目しない。

ナトリウムの例:水との接触 → 発熱・水素発生。水分を持ち込まない。

両方の危険を示す物品もあります。二者択一の分類図ではなく、確認する二つの視点です。

2. 水と接触したときの違い

代表物品と水の関係
物品覚える関係取り違えに注意
黄りん水で覆い、空気との接触を避ける水によく溶かしているのではない
金属ナトリウム水と反応して水素黄りんと同じ水封をしない
炭化カルシウム水と反応してアセチレン炭化アルミニウムと区別
炭化アルミニウム水と反応してメタン雨水と残留物の接触にも注意
りん化カルシウム水と反応してホスフィン可燃性だけでなく毒性も確認

3. 反応式は「物質の対応」を見る

試験学習用の模式式です。実験の手順ではありません。

金属ナトリウム

2Na + 2H₂O → 2NaOH + H₂

右端のH₂が水素。化合物の水酸化ナトリウムと金属ナトリウムも区別します。

炭化カルシウム

CaC₂ + 2H₂O → Ca(OH)₂ + C₂H₂

C₂H₂がアセチレン。名前の「炭化」と「炭酸」を読み違えないようにします。

4. 誤答を直す3つの視点

  1. 不溶性≠禁水性:水に溶けにくいことと、水と危険な反応をすることは別。
  2. 密閉≠乾燥:容器を閉めても、中の水分や結露がなくなるわけではない。
  3. 粉末なら何でもよい、ではない:消火薬剤の成分と物質との適合を確認する。

炭酸水素塩系の薬剤は熱分解で水を生じ得るため、アルキルアルミニウムへの適用を名前だけで判断しません。

5. 覚えた違いを確認

ここは読みながら確認する問題です。開閉しただけでは学習記録に加算されません。

黄りんの水封は、水に溶かして薄めるため?

違います。空気との接触を避けるためです。水が減って露出する場合も危険を考えます。

炭化カルシウムと炭化アルミニウムは同じガスを生じる?

違います。前者はアセチレン、後者はメタンです。炭化物という共通名だけでまとめないようにします。

火花をなくせば、りん化カルシウムと水の反応への対策は十分?

十分ではありません。発生するホスフィンの毒性など、火災以外の危険もあります。

直前に見るチェック

実際の取扱いは、製品のSDSと施設の手順に従ってください。

参照資料

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指定数量の計算ツール / 引火点と発火点の違い

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