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危険物第4類の指定数量一覧表|乙4の覚え方と倍数計算

第4類の指定数量を一覧表で確認。水溶性・非水溶性の違いと代表例を整理。指定数量の倍数は「数量÷指定数量」を物品ごとに計算して合計。ガソリン・灯油などの計算ツール、途中式、取り違えやすい点を無料で確認できます。

第4類の指定数量一覧表

第1〜第3石油類は、水溶性かどうかでも指定数量が変わります。物品名だけでなく、品名と水溶性を確認してから計算しましょう。

乙4の試験勉強で整理する指定数量(単位:L)
品名水溶性の区分指定数量代表例
特殊引火物—50ジエチルエーテル
第1石油類非水溶性200ガソリン・ベンゼン
第1石油類水溶性400アセトン
アルコール類—400メタノール・エタノール
第2石油類非水溶性1,000灯油・軽油
第2石油類水溶性2,000酢酸
第3石油類非水溶性2,000重油
第3石油類水溶性4,000グリセリン
第4石油類—6,000ギヤー油など
動植物油類—10,000大豆油など

同じ400 Lでも品名は別

アセトンは第1石油類・水溶性、エタノールはアルコール類です。指定数量が一致しても同じ品名とは限りません。

指定数量未満なら規制はない?

そうではありません。指定数量未満の貯蔵・取扱いにも市町村条例による基準があります。試験の倍数計算と、実際の施設の許可・届出判断を分けて考えましょう。

代表例は製品条件により判定が異なる場合があります。参考:横浜市消防局の一覧 / 危険物の規制に関する政令・別表第三。確認日:2026年9月14日。

別々に割ってから、足します。

指定数量が異なる危険物を一緒に考えるときは、リットルの合計から計算を始めません。各物品の数量を、それぞれの指定数量で割り、出てきた倍数を合計します。

倍数の合計 = Aの数量 ÷ Aの指定数量 + Bの数量 ÷ Bの指定数量

指定数量は物品の危険性に応じて定められた数量です。同じ体積でも、物品が変わると倍数も変わります。

数値を変えて、途中式を確認

試験勉強用の2種類の計算ツールです。物品と数量を選ぶと、分母と途中式を確認できます。

物品1
物品2

例:ガソリン80 L+灯油300 L → 80÷200+300÷1,000=0.4+0.3=0.7倍。

小数は最大6桁で表示します。実際の施設の許可・届出や保管の安全性を判定するツールではありません。製品の分類・適用条件は資料や管轄消防署で確認してください。

例題:ガソリン120 Lと灯油200 L

指定数量をガソリン200 L、灯油1,000 Lとして、倍数を求めてみましょう。

途中式と答えを見る
  1. ガソリン:120÷200=0.6
  2. 灯油:200÷1,000=0.2
  3. 合計:0.6+0.2=0.8倍

320 Lを一つの指定数量で割る方法では、物品ごとの違いが計算から抜けてしまいます。

間違えやすい3点

免状の範囲も含めて法令を読む →

参考:横浜市:主な危険物の指定数量 / 横浜市:倍数の算定方法(PDF)。表と計算方法の参照日:2026年9月13日。例題は独自作成です。

指定数量の覚え方:基本の並びと例外を分ける

まず非水溶性の第1・第2・第3石油類を200 → 1,000 → 2,000 Lの順で覚えます。次に、それぞれの水溶性を400 → 2,000 → 4,000 Lと対応させます。

この「2倍」の対応は第1〜第3石油類についての整理です。特殊引火物50 L、アルコール類400 L、第4石油類6,000 L、動植物油類10,000 Lに一律に当てはめないでください。

数値より先に確認する3つ

  1. 物品名から品名を確認する。
  2. 第1〜第3石油類なら、水溶性・非水溶性を確認する。
  3. 問題の数量と指定数量の単位をそろえる。

指定数量の独自練習問題8問

単独の計算から、合算・逆算・単位換算へ進みます。紙に式を書いてから答えを開いてください。公式過去問ではなく、このサイトの学習用例題です。

問1アセトン100 Lの倍数は?

答えと考え方を見る

0.25倍。100÷400=0.25。

アセトンは第1石油類・水溶性です。ガソリンの200 Lを分母にすると0.5倍になってしまいます。

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問2ガソリン50 Lとアセトン100 Lを合計すると?

答えと考え方を見る

0.5倍。50÷200+100÷400=0.25+0.25。

合計150 Lを200 Lや400 Lでまとめて割りません。先に各物品の倍数に直します。

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問3ジエチルエーテル10 L、ガソリン60 L、灯油250 Lでは?

答えと考え方を見る

0.75倍。10÷50+60÷200+250÷1,000=0.2+0.3+0.25。

3種類でも手順は同じ。少量のジエチルエーテルも、特殊引火物50 Lを分母に計算します。

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問4グリセリンの0.3倍に相当する量は?

答えと考え方を見る

1,200 L。4,000×0.3=1,200。

量を求めるときは「指定数量×倍数」です。倍数を求める割り算と向きを区別しましょう。

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問5ガソリン80 Lに灯油を加え、合計をちょうど1倍にする。灯油は何L?

答えと考え方を見る

600 L。80÷200=0.4、残りは0.6。1,000×0.6=600。

ガソリンの倍数を先に求めます。残り0.6倍を灯油の指定数量でリットルへ戻します。実際の保管可能量を示す計算ではありません。

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問6ガソリン0.06 kLとアセトン80 Lでは?

答えと考え方を見る

0.5倍。0.06 kL=60 L、60÷200+80÷400=0.3+0.2。

1 kLは1,000 L。単位をそろえないまま0.06÷200にしないことがポイントです。

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問7同じ200 Lなら、ガソリンとアセトンの倍数も同じ?

答えと考え方を見る

同じではありません。ガソリン1倍、アセトン0.5倍。

量が同じでも指定数量が違います。200÷200と200÷400をそれぞれ計算します。

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問8アセトンとアルコール類は、指定数量が同じだから同じ品名?

答えと考え方を見る

別の品名です。どちらも指定数量は400 Lです。

指定数量だけでは品名は決まりません。アセトンは第1石油類・水溶性として覚えます。

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間違えたときの戻り先

アセトンの分類を復習する / グリセリンの取り違えを確認する

読んだ知識を、問題で確かめる

指定数量の問題を解く →

指定数量の計算ツール / 引火点と発火点の違い

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