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乙4の熱量計算|Q=mcΔTと比熱の解説付き4問

温度を上げる熱量は、質量・比熱・温度差で考えます。以下の計算は、状態変化がなく、比熱が一定で、周囲や容器への熱の移動を無視できる学習用の条件です。

何度まで温まるかを求める

比熱4.2 J/(g·K)の水200 gに8,400 Jを加えます。初めの温度は15℃。状態変化・熱損失は無視し、比熱は一定とします。

  1. 温度上昇は8,400÷(200×4.2)=10 K。
  2. 初めの15℃に温度差10℃を足す。
  3. 加熱後は25℃。

ここで差がつく:熱量の式で求まった10は温度の差で、加熱後の温度ではありません。

読んだら、12問で理解を確認

密度・濃度・熱量を各4問。採点後は、間違えた分野の解き方へ戻れます。

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2026年9月26日追加 / 乙種の基礎復習・甲種の導入 / 独自作成

最初に押さえる式

熱量 Q = 質量 m × 比熱 c × 温度差 ΔT

熱量・比熱・温度差の整理
項目考え方単位・例
質量 m加熱する物質の量g
比熱 c1 gの温度を1 K上げるのに必要な熱量J/(g·K)
温度差 ΔT加熱後の温度 − 加熱前の温度K(差の数値は℃と同じ)

例題を3段階で解く

  1. 20℃ → 30℃:差は10 K
  2. 100 g × 4.2 J/(g·K) × 10 K
  3. 4,200 J = 4.2 kJ

間違えやすいポイント

30℃まで温める問題で「30」をそのまま掛けないようにします。20℃からなら温度差は10です。温度差には273.15を足しません。比熱がJ/(g·K)なら、kgで書かれた質量をgに直します。

答えを隠して確認する4問

先に選択肢を決め、解説を開いてください。正解でも、ほかの選択肢が違う理由まで確認しましょう。このページの回答は学習記録には保存されません。

問1 比熱4.2 J/(g·K)の水100 gを20℃から30℃へ温める熱量は?

  1. 12,600 J
  2. 4,200 J
  3. 420 J
正解・すべての選択肢の解説

正解:B 4,200 J

  • A:30℃ではなく、30−20=10 Kを使います。
  • B:100×4.2×10=4,200 J。
  • C:温度差10の掛け算が抜けています。

問2 物質200 gに1,800 Jを加えると10 K上昇した。比熱は?

  1. 0.9 J/(g·K)
  2. 9 J/(g·K)
  3. 90 J/(g·K)
正解・すべての選択肢の解説

正解:A 0.9 J/(g·K)

  • A:1,800÷(200×10)=0.9。熱量を質量と温度差で割ります。
  • B:質量だけで割った値では、10 Kの上昇が未処理です。
  • C:単位と桁を確認し、0.9×200×10で検算しましょう。

問3 水0.5 kgを10 K温める。比熱4.2 J/(g·K)なら熱量は?

  1. 21 J
  2. 2,100 J
  3. 21,000 J
正解・すべての選択肢の解説

正解:C 21,000 J

  • A:kgをgに直していないため1,000倍ずれます。
  • B:0.5 kgは50 gではなく500 gです。
  • C:500×4.2×10=21,000 J=21 kJ。

問4 同じ質量に同じ熱量を与える。比熱が2倍の物質の温度上昇は?

  1. 半分
  2. 2倍
  3. 同じ
正解・すべての選択肢の解説

正解:A 半分

  • A:ΔT=Q÷(mc)なので、分母の比熱が2倍なら半分です。
  • B:比熱が大きいほど、同じ温度上昇に多くの熱が必要です。
  • C:比熱の違いも温度上昇に影響します。

解いた後の復習

式を選べなかった場合は上の表へ、桁が違った場合は単位換算へ戻ります。明日、途中式を見ずに4問を解き直してください。

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式・定義の参考:OpenStax Chemistry 2e。問題と日本語の解説は当サイトの独自作成です。公式過去問ではありません。

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