危険物取扱者試験の学習サイト危険物スタディ.COM

危険物取扱者・無料の学習教材

乙4の濃度計算|溶質・溶媒・希釈の違いと解説付き4問

質量パーセント濃度の分母は、溶かす水だけではなく「溶液全体の質量」です。ここでは溶質が完全に溶け、反応や蒸発で失われない条件で考えます。体積パーセントとは区別しましょう。

薄めるために加える水を求める

20%の溶液150 gを、同じ溶質の10%の溶液にします。反応・蒸発はなく、水だけを加えます。

  1. 溶質は150×0.20=30 g。
  2. 10%にする溶液全体は30÷0.10=300 g。
  3. 加える水は300−150=150 g。

ここで差がつく:300 gは出来上がる溶液全体です。加える水の量とは違います。

読んだら、12問で理解を確認

密度・濃度・熱量を各4問。採点後は、間違えた分野の解き方へ戻れます。

無料の計算12問テストを始める →

2026年9月26日追加 / 乙種の基礎復習・甲種の導入 / 独自作成

最初に押さえる式

質量パーセント濃度 = 溶質の質量 ÷ 溶液の質量 × 100

質量パーセント濃度の整理
項目考え方単位・例
溶質溶かされるもの食塩など
溶媒溶かすもの水など
溶液溶質+溶媒分母に使う全体

例題を3段階で解く

  1. 溶質20 g + 水180 g
  2. 溶液は200 g
  3. 20 ÷ 200 × 100 = 10%

間違えやすいポイント

水を加えて薄めても、溶質の質量は変わりません。変わるのは溶液全体の質量です。濃度の違う溶液を混ぜる場合、濃度の単純平均ではなく、溶質の合計を溶液の合計で割ります。

答えを隠して確認する4問

先に選択肢を決め、解説を開いてください。正解でも、ほかの選択肢が違う理由まで確認しましょう。このページの回答は学習記録には保存されません。

問1 溶質10 gを水90 gに溶かした。質量パーセント濃度は?

  1. 約11.1%
  2. 10%
  3. 90%
正解・すべての選択肢の解説

正解:B 10%

  • A:10÷90では水だけを分母にしています。
  • B:溶液は100 g。10÷100×100=10%。
  • C:90%は水の質量割合で、求める溶質の割合ではありません。

問2 10%の溶液200 gに含まれる溶質の質量は?

  1. 20 g
  2. 2 g
  3. 180 g
正解・すべての選択肢の解説

正解:A 20 g

  • A:200×0.10=20 g。%を100で割って使います。
  • B:10%を0.01とすると1%の計算になります。
  • C:180 gは溶媒の質量です。

問3 20%の溶液100 gに水100 gを加えた。濃度は?

  1. 40%
  2. 20%
  3. 10%
正解・すべての選択肢の解説

正解:C 10%

  • A:水を加えれば、溶質の割合は下がります。
  • B:溶質20 gは同じでも、分母は200 gに増えます。
  • C:溶質20 g、全体200 gなので10%。

問4 10%の溶液100 gと20%の溶液300 gを混ぜた。濃度は?

  1. 15%
  2. 17.5%
  3. 30%
正解・すべての選択肢の解説

正解:B 17.5%

  • A:濃度の単純平均は、混ぜる質量が等しい場合に限られます。
  • B:溶質は10+60=70 g。70÷400×100=17.5%。
  • C:濃度を足しても、混合後の割合にはなりません。

解いた後の復習

式を選べなかった場合は上の表へ、桁が違った場合は単位換算へ戻ります。明日、途中式を見ずに4問を解き直してください。

乙4の問題演習で学習記録を残す →

次の計算テーマ

指定数量の倍数計算へ

式・定義の参考:OpenStax Chemistry 2e。問題と日本語の解説は当サイトの独自作成です。公式過去問ではありません。

読んだ知識を、問題で確かめる

指定数量の計算ツール / 引火点と発火点の違い

乙4の勉強はどこから? 学習の始め方へ