この教材のゴール
「燃えないから安全」という誤りを、燃焼を助ける働きから説明する。
主語を確かめる
第1類は酸化性固体です。「その物質自体が燃えるか」と「ほかの物質の燃焼を助けるか」は別の問いです。選択肢の「不燃性だから可燃物と混ぜても火災危険がない」は、この二つを混同しています。
| 比較する類 | 着目する性質 | 読み間違い |
|---|---|---|
| 第1類 | 固体・酸化性 | 第2類の可燃性固体と混同 |
| 第2類 | 固体・可燃性 | 固体という共通点だけで同じ扱い |
| 第6類 | 液体・酸化性 | 酸化性が同じなら状態も同じと思う |
誤った説明を直す練習
「第1類は自分自身が燃料となるため危険である」を見たら、「他の物質の燃焼を促進する危険性」に直します。次に「どの組合せでも同じ危険度」と言い切っていないか確認します。品目や混合相手、状態による違いは残ります。
性質から管理の理由へつなぐ
可燃物との混合を避ける理由は、単に見た目が汚れるからではありません。混合状態では熱や衝撃などが危険な反応のきっかけになるおそれがあります。「分ける」という管理の言葉を「何と何の反応を防ぐか」に置き換えると、選択肢を判断しやすくなります。
復習の順番
①固体か液体か、②燃える側か助ける側か、③混合時の注意は何か、の3点を声に出します。品名の暗記は既存の「第1類:酸と塩類を読み分ける」と組み合わせてください。