今回のゴール
燃焼が続く条件と消火の原理を、短い事例から説明する。実際の消火活動では物品ごとの適否確認が必要。
条件 → 判断 → 理由の順に読む
① 条件に線を引く② 比較表で分ける③ 他の選択肢を説明する
| 着目する条件 | 判断の基準 | よくある取り違え |
|---|---|---|
| 燃焼の成立 | 可燃物・酸素供給源・点火源を確認 | 一つあるだけで必ず燃えるわけではない |
| 消火の原理 | 燃焼を支える条件を除く | すべての火災に同じ方法を使わない |
| 熱の収支 | 発熱と放熱の大小を見る | 気温だけで判断しない |
例題で、読み方を確認
可燃物があるだけで「必ず今すぐ燃える」と結論するのが不十分な理由は?
答えと判断の理由を見る
酸素供給源や点火源などの条件も必要だから
可燃物の存在は燃焼条件の一つです。一般的な燃焼では酸素供給源と点火源も関係するので、一つだけで成立を断定しません。
12問で判断を練習
下の問題は採点付きの通常演習にも収録しています。ここに表示した例題を別問題として二重計上していません。Webでは各問題の「解いて記録する」、アプリでは教材末尾の「この教材の問題を解く」から演習に進めます。
- 可燃物があるだけで「必ず今すぐ燃える」と結論するのが不十分な理由は?
- 消火の説明で「燃えている対象へ熱が戻るのを減らし、温度を下げる」とある。中心となる考え方は?
- 可燃物の供給を止めて燃焼を続けにくくする原理を選ぶと?
- 酸素供給を抑えて燃焼の継続を妨げる原理は?
- 同じ冷却の原理でも、どの危険物にも水を使ってよいとは言えない理由は?
- 物体内部で発生する熱が逃げる熱より大きい状態が続くと、温度は一般にどうなる?
- 発熱があっても熱が十分に逃げる場合、必ず自然発火すると言える?
- 「炎が見えないので熱の発生や燃焼の可能性もない」と判断した。適切な評価は?
- 静電気の放電を燃焼の3要素に対応させると、関係が深いものは?
- 「点火源を除けば、他の安全対策はすべて不要」と言い切る説明は?
- 「酸素供給源は空気だけ」と覚えた場合の見落としは?
- 消火の原理を覚えたあと、実際の物品への適用を考える順序として適切なのは?