危険物取扱者・無料の学習教材
丙種の学習ガイド|扱える危険物・燃焼と消火を図表で整理
丙種の25問・4択に向けて、取扱範囲と立会い、燃焼の三要素、消火作用を比較。学習順・確認問題・直前チェック付き。
まず、丙種の範囲を押さえよう。
丙種は第4類すべてを扱える資格ではありません。対象となる物品と、取扱い・立会いの違いを最初に確認すると、学ぶ内容を整理しやすくなります。
理解を3問で確認 →試験の構成
| 科目 | 問題数 | 学習の入口 |
|---|---|---|
| 危険物に関する法令 | 10問 | 免状の権限・指定数量・施設の手続き |
| 燃焼及び消火に関する基礎的知識 | 5問 | 燃える条件と消火作用の対応 |
| 危険物の性質並びに火災予防及び消火の方法 | 10問 | 対象物品の蒸気・水との関係・火災予防 |
合計25問・4択・75分。申請に関する条件は受験先の最新案内を確認してください。
丙種で取り扱える物品
| 対象 | 注意する読み方 |
|---|---|
| ガソリン | 第1石油類すべてではない。 |
| 灯油・軽油 | 第2石油類すべてではない。 |
| 第3石油類のうち重油・潤滑油・引火点130℃以上のもの | 第3石油類という分類だけで全物品を対象としない。 |
| 第4石油類・動植物油類 | 製品の組成や法令上の区分を確認する。 |
丙種では、無資格者の取扱作業への立会いはできません。自分が取り扱える範囲と、他の人の作業に立ち会う権限を分けて覚えます。
燃焼の条件と消火を図でつなぐ
一般的な燃焼を整理する図です。消火剤は対象火災に適合するものを選びます。連鎖反応を妨げる「抑制」も、別の消火作用として区別します。
物品を見る3つの問い
- 蒸気:液体だけでなく、発生する可燃性蒸気に注意できているか。
- 水:水に溶けるか、水面に浮いて広がるかを混同していないか。
- 熱:引火点・発火点・沸点を別の指標として読めているか。
ガソリンの蒸気は空気より重く、低い場所に滞留しやすい性質があります。「液体が水より軽い」ことと「蒸気が空気より重い」ことは両立します。
学習の進め方
- 取扱範囲と立会いの違いを確認する。
- 燃焼と消火の図を見ずに、対応する言葉を答える。
- ガソリン・灯油・軽油・油類の性質を比較する。
- 問題を解き、誤答を「用語」「物品の混同」「条件の読み落とし」に分ける。
- 法令だけに偏らず、3科目の結果をそれぞれ見直す。
確認問題
この確認問題は学習記録には加算されません。答えを開く前に理由も説明してみましょう。
1. 丙種を持っていれば、第4類すべてを扱える?
いいえ。ガソリン・灯油・軽油など、規則で定められた範囲です。乙4の取扱範囲と混同しないようにします。
2. 丙種で扱える物品なら、無資格者の取扱作業へ立ち会える?
いいえ。丙種にはその立会いの権限がありません。自分の取扱いと立会いを分けて覚えます。
3. ガソリンの液体が水より軽ければ、蒸気も空気より軽い?
いいえ。比較対象が違います。ガソリンの蒸気は空気より重く、低い場所に滞留しやすい性質があります。
直前チェック
- 25問の科目内訳を覚えている。
- 取扱範囲に第3石油類の条件を含めて説明できる。
- 丙種は立会いができないと区別できる。
- 引火点と発火点、液比重と蒸気比重を区別できる。
- 冷却・窒息・除去を説明できる。