この教材のゴール
不燃性、酸素の発生、混触危険を別々の意味で理解する。
「酸素を出す」と「自分が燃料」は別
過酸化水素は酸化剤として働き、分解すると酸素が発生します。ほかの物質の燃焼を助ける側の危険を考える必要があります。名称に「水」があることや、自身の可燃性だけを根拠に安全とは判断できません。
| 確認する項目 | 学ぶ内容 | 誤った連想 |
|---|---|---|
| 酸化性 | 可燃物・還元性物質との反応に注意 | 酸化性とは水に浮くこと |
| 分解 | 酸素の発生に着目 | 必ず水素だけを発生 |
| 製品の条件 | 濃度や組成を確認 | 同名なら濃度に関係なく同じ |
物性と混触の情報を結びつける
モデルSDSでは、可燃性物質や還元性物質との激しい反応、金属が関与する場合の危険が示されています。「酸化性液体」という分類を暗記したあとに、混ざる相手に注目する理由まで説明できると、文章問題を解きやすくなります。
濃度を読み落とさない
学習用の純物質名と、実際の製品の組成は別です。過酸化水素水の濃度が違えば、すべての値や注意事項を無条件に同一視できません。消防法の該当条件については、既存の第6類教材で濃度条件と合わせて確認します。
三行で復習
①酸化剤として相手の反応を促す危険。②分解では酸素に注目。③濃度・混合相手を読み落とさない。この三つを先に思い出し、その後に化学式や分類条件を復習します。