学習のゴール
原子番号・質量数・イオンの電荷を混同しない。
最初に整理する3つの違い
| 用語 | 意味 | 確認すること |
|---|---|---|
| 原子番号 | 陽子の数 | 電子を失っても元素は変わらない |
| 質量数 | 陽子と中性子の合計 | 電子の数を足さない |
| イオンの電荷 | 陽子数と電子数の差 | 電子を失うと正になる |
まず、中性の原子から
原子番号13、質量数27の中性原子では、陽子13個、電子13個、中性子27−13=14個です。原子番号だけで中性子の数は決まりません。質量数を使う段階を分けましょう。
プラスなのに減るのはなぜ?
この原子が電子を3個失うと、電子は10個になり、電荷は3+です。負の電荷を持つ電子が減るため、全体では正になります。逆に電子を受け取ると負になります。
電子数を求める順序
- 原子番号から陽子数を確認する。
- 中性なら同じ数の電子を置く。
- 正のイオンは電子を減らし、負のイオンは電子を増やす。
- 陽子数−電子数が電荷に合うか確かめる。
似ている言葉を区別
同位体は同じ元素で中性子数が異なる原子です。イオンになることは通常、電子数が変わること。どちらも陽子数が変わった別の元素と混同しません。質量数は粒子の数であり、周期表にある平均の原子量そのものではありません。